WordPressで時刻と日付表示のフォーマットを変更する方法
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WordPressで構築されたページの投稿一覧や、投稿ページに日付や時刻表記されている部分を、任意のフォーマット(書式)に変更する方法を紹介します。
例えば、「2014/06/30/」と表示されている日付を、「2014.6.30」や「2014年6月30日更新!」に変更します。書式をデザインに合わせて見やすくさせたい、デザイン会社から上がってきたデザインラフがそうなっていた!というケースで役立ちます。
目次
管理画面から最も簡単に変更する方法
管理画面→設定→一般→日付のフォーマット及び時刻フォーマットで変更します。
すでに該当するものがチェックボックスで用意されていたら、選択して「変更を保存」をクリックして下さい。
カスタムで、変更する場合は、日付と時刻を表示するための様々なフォーマットがありますので、後ほど紹介します。
変更を保存したのに反映されない
投稿日時を表示させるthe_date() や the_time()など、WordPressテンプレートタグの引数であらかじめ指定されているからです。
例えば、
<?php the_date('Y年n月j日'); ?>
のように、the_dateテンプレートタグの引数(カッコの中)にY年n月j日と記述されています。
※この場合は、2014年6月30日のように表示されます。
引数に値が何もはいっていない場合のみ、管理画面の一般より変更する事が可能です。入っていると、該当箇所のPHPを編集する必要がありますので、次の項で説明します。
日付のフォーマットと時刻フォーマットについて
これも該当箇所に記述されたテンプレートタグに依存します。the_date()は日付のフォーマットが、the_time()は時刻フォーマットが適用されます。
投稿日時を表示するテンプレートタグ
WordPressで、投稿日時を表示するテンプレートタグは日本語と英語表記に分かれます。
the_date() 日本語
the_time() 日本語
get_post_time() 英語
曜日の表示が、木曜日かThursdayかの違いです。
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テンプレートタグの編集方法
管理画面での編集は外観→テーマ編集より、直接PHPファイルを編集するにはサーバーのthemesディレクトリより、該当のPHPをテキストエディタで、編集してください。
どこが該当箇所なのかを見つけるには、php初心者には難しいです。よく日付が表示されるファイルとして、
トップページ→index.php
投稿ページ→single.php
サイドナビ→sidebar.php
が考えられます。上記で紹介したテンプレートタグを探してください。(絶対ではありません。参考程度に。)
該当箇所が見つかれば、安全のため必ずバックアップをとって作業を行って下さい。
フォーマットを変更する方法
テンプレートタグであるthe_date()、the_time()、get_post_time()の引数(カッコの中)の値を編集します。
引数に入れる値は、様々ですので代表的なものを例に紹介します。フォーマット一覧は、WordPress Codexの日付と時刻の書式をご覧下さい。
それでは、the_dateを使ってみていきます。表示例の日時は、投稿した日時になります。
<?php the_date('Y年n月j日'); ?>
表示:2014年6月30日
<?php the_date('Y/n/j/'); ?>
表示:2014/6/30/
<?php the_date('Y年n月j日 更新!') ?>
表示:2014年3月6日 更新!
<?php the_date('Y年n月H時i分') ?>
2014年3月16時51分
このように、Yは年、nは月、jは日のようにアルファベットの文字列を組み合わせて、任意の表示に編集できます。
他にも、先頭の0を消す、4桁表示など様々なフォーマットが用意されているので、WordPress Codexの日付と時刻の書式をご覧下さい。
まとめ
簡単に修正できますので、日時表示に修正を加えたい時に、試してみて下さい。