検索結果のタイトルを書き換えられた時の対処法
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Googleの検索エンジンにページがインデックスされた時、titleタグに設定したタイトルとは違ったタイトルが検索結果に表示されて困る事があります。
例えば、「阪急定期券のお得な買い方、使い方」という記事は、こんなありさま。
「株主優待 新設・変更・廃止情報」は、ブログ内にあるカテゴリで、毎週情報を配信しています。ただ、阪急の場合は、ページの内容に全く関係がない。
しかも「株」ってついてることで、株式投資をやらない人から警戒され、クリック率が下がる危険性もあって、非常に困ったので、Googleがタイトルを書き換える理由や改善する方法を調べました。
書き換えが目立つ様になったきっかけ
ENJILOGの「盲目的に信じるな!WordPressのSEO「タイトル」コードの書き方」
を読んで、なるほど確かに検索結果のタイトルにブログ名っていらないなと。
当初は、記事名の後ろにブログ名をつけていましたが、ブランド力があるわけではないし、ユーザーにとっては意味のない文字列と思われても仕方ないなと思いまして、All in One SEO Packで、「投稿」と「カテゴリ」につく、ブログ名をはずしました。
元々、タイトルタグはAll in One SEO Packで管理していて、全記事のタイトルをページ内容に沿う形にしていました。
ブログ名がとれて満足していたのですが、ある時、検索結果を見て異変に気付いた次第です。
現状を把握
試しに、
site:http://example1.com/
で検索してみると、たくさん出てくる!
(site:ドメインで、ブログやサイトの記事がインデックスされているか調べられます)
マラソンも爽健美茶も株に全く関係ありません。
Googleの検索エンジンをベースにしているYahooでも同じ症状でした。
ソースのtitleタグも問題ありません。
原因を調べていると、タイトルが長いページは正常なタイトルが表示されています。タイトルが短いページの場合に、書き換えが発生している様子。特にカテゴリのインデックスページは、タイトルが短いためほとんどそうなっています。
この法則を活かして改善してみました。
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改善する方法
現時点では、この問題を手動変更する術はありません。ウェブマスターツールでも無理です。
海外SEO情報ブログにも情報が掲載されていましたが、確たるものではないですね。
参照:Googleによるtitleタグ書き換えを防ぐ方法 | 海外SEO情報ブログ
参照:Google、titleタグ書き換えのアルゴリズムを改善か?
ただ僕のケースは、タイトルが短い記事に発生しているので、単純にタイトルを以下のように変更してみました。
変更前:阪急定期券のお得な買い方、使い方(16文字)
変更後:阪急電車の定期券のお得な買い方、使い方(19文字)
検索結果のタイトル文字数は約28文字なので、「電車の」の3文字だけ増やすことによって、問題の「株主優待 新設・変更・廃止情報」が一部切れるようになります。切れて表示されているページはありませんでしたので、これでなんとかなるかなと。
それから毎日経過を見ていましたが約5日後、以下の様にうまくいきました!
ただ、全てのページを変更するのは、やめておきます。
タイトルはユーザーがページの中身を想像できる適切なものにするのが一番です。
タイトルを頻繁に変更したり、無意味なキーワードを入れたりすることは、おすすめではありません。
今回の場合は、修正できましたがケースによりますので、自己責任でお願いします。
Googleがタイトルを変更する理由
こちらも海外SEO情報ブログで詳しくまとめられています。
ユーザーが関連のあるページだと認識しやすくするために、代わりとなるページタイトルをアルゴリズムが自動で生成することがあります。 タイトルを修正したほうがクエリに対して関連性がより増し検索結果のクリック率が向上することがGoogleのテストで示されているそうです。そのほうがユーザーにとってもウェブマスターにとってもメリットがあり、修正の半分はこれが理由になっています。
Googleはユーザーの利便性を考えてタイトルを書き換えているみたいですが、この取り組み自体は、ユーザーにも運営側にもメリットがあるもしれません。
ただ、運営側もユーザーに適切な情報を伝えるために、タイトルをよく考えているので(インチキ以外)予期しないタイトルに書き換えられると痛いです。
参照:Googleがtitleタグを修正する原因が明らかになった | 海外SEO情報ブログ
まとめ
タイトルを変更してほしくない時は、ウェブマスターツールで設定できるよう工夫して欲しいです。
せめてブログ名にしてください!