誰にも読まれないブログをたくさんの人に読んでもらう方法
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「毎日更新している」「伝えたい事は山ほどある」それでもPV数が全く伸びない。その理由は単純です。厳しいかもしれませんが、誰にも読まれないのは誰からも必要とされていないからです。
私が別に運営しているブログも開設からPV数横ばいの一途をたどっていました。それがある時期を境に、PV数が伸びはじめついに10万PVを越えることができました。
その要因として大事なこと一つがあります。
それは、ブログを誰に読んでほしいのかを考えたことでブログを必要とし、読んでくれたユーザーがいたことです。
目次
読んでくれないブログの内容
例えば、日記のような内容では興味を示してくれるのはごく一部の人です。
▽タイトル
朝起きたら
▽本文
おはようございます。
今日はいい天気~!と思ったら洗濯機が動きません。チーン・・・
気分転換に最近はじめたランニングでも行ってこよう♪
切り替え早すぎ^^;
極端な例かもしれませんが、これではひとりごとのようなもの。芸能人のブログならファンが読んでくれますし、SNSなら友達がコメントをくれるかもしれません。ただし、多くのユーザーに見てもらいたいという目標があるのなら個人ブログではなかなかそうはいきません。
どこの誰かも分からない人が書いているこのブログを毎日見たいと思いますか?ブックマークをしたいと思いますか?この答えを考えれば一目瞭然です。それでは、どうすればこの内容でもブログを読んでもらえるようになるのでしょうか。
この文章で決定的に欠けているもの。それは「誰に」向けて書いているのかということ。「誰に」、すなわちターゲットを意識することで内容がグッと魅力的になります。
※大前提ですがブログで何を書くかは個人の自由です。日記ブログがダメと言っているわけではありません。
書きたいことがあって、それを誰が必要としているのか
ペルソナをよりシンプルに考えてみる
ペルソナという手法をご存知ですか?マーケティング系のサイトでノウハウが紹介されていたり、企業で実践されていたりするので、名前を聞いたことはあるかもしれません。
ペルソナとは、年齢、性別、趣味、職業など、こと細かい人物像が設定された架空の人物を作り、その人物にどのような行動パターンが考えられるのかを分析し、マーケティングやサイト作りに活かす手法です。
ターゲット設定のためにはここまでやるとベストですが、個人ブロガーならここまで時間はとれないかもしれません。
そんな時は、「何を書きたいか」を最優先に考え、それを漠然としていてもいいので「誰に伝えたいか」を考えてみてください。シンプルですが、それだけでタイトルや文章が変わってくるはずです。
ペルソナに興味があるなら以下の記事が参考になります。
やってみましたペルソナ作り——これがウェブサイト向けペルソナの作り方だ|Web担当者Forum
「何を書きたいのか」を最優先にすれば内容がおもしろくなる
ターゲットに合わせてブログ内容を無理矢理に考えるのではなく、自分の書きたい事があってそれを誰に伝えたいかを一番に考えてみてください。なぜなら自分の書きたい事は経験があり知識があり、オリジナリティに溢れます。それがブログのおもしろさではないでしょうか。
PV数を伸ばしたいがために潤沢なターゲットに合わせてブログを書くとどこにでもあるような、おもしろみのないブログになってしまう危険性があります。
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たくさんの人に読んでもらう方法
上で事例として上げた読んでくれないブログの内容を「誰に伝えたいか」を意識して変更してみます。
ユーザーは何が知りたいのか
まずこの内容からは「洗濯機が壊れた」「気分転換にランニング」という2つのキーポイントがみてとれます。このキーポイントに「関連する何か」を知りたがっている人は大勢いると思います。「関連する何か」が重要です。
例えば「洗濯機が壊れた」からはこんなことが考えられます。
・洗濯機が壊れた理由(ゴミ詰まり、使用年数)
・洗濯機が壊れてどんな問題が起こったか(水がとまらなくなった、脱水できない)
・洗濯機が壊れた後どうしたのか(買い替え、修理、廃棄)
・修理の場合、どこで修理したのか、費用はいくらかかったか
など、あなたの経験から、ユーザーが知りたがっていることはいくらでも出てきますね。
GoogleキーワードプランナーやGoogleトレンドを使えば、いつ、どんなキーワードなどユーザーが知りたがっているかをデータとして見られます。是非参考にしてみてください。
伝えるためのタイトルと内容
今の状態では起こった出来事を感情的に文章にしているだけです。これをターゲットに伝えるにはタイトルと内容を変える必要があります。
まずタイトルは、検索結果やSNSで表示されるもので、自分が求めていることがそのブログに書いてあるかをユーザーが判断する極めて重要な材料となります。事例のような、「朝起きたら」では、何が書かれているのか分かりません。
このタイトルを、
「洗濯機が故障!?買い替える前にチェックしたい7つのポイント」
「故障の原因はたまったゴミ!洗濯機を長持ちさせるためのメンテナンス術」
など、タイトルの先にどんな内容が書かれているか分かるようにしましょう。
洗濯機が動かなくなったことであなたは何かしらの行動をとったはずです。その経験はユーザーにとって必要な情報になります。
またタイトルの補足としてメタディスクリプションをページ毎に設定すると検索結果からより具体的にブログの内容を伝えることができます。WordPressなら「All in One SEO Pack」が便利です。
そして内容は必ずタイトルに沿ったものにしましょう。タイトルと内容が違っていれば、ユーザーの信用を大きく落とすことになりかねません。
なお、内容やタイトルの書き方は奥が深いものです。参考にするならバズ部がおすすめ。内容が作り込まれており、かなり参考になると思います。
まとめ
あなたの経験や知識を知りたがっているユーザーはたくさんいます。今、書いている文章を誰に伝えたいかを考えてみてください。それだけで、人の役に立つものとして変化するでしょう。