WordPressの記事をCSVでエクスポートする3つの方法
※当サイトはWeb広告を利用していますWordPressの記事(投稿、固定ページ)をCSVでエクスポートして、エクセルでも閲覧や編集をしたい場合があります。
例えば「他のアプリにデータを移行したい」「データの集計をとりたい」「翻訳を依頼するための元原稿を一括で出力したい」などです。
ところが、WordPressには標準でCSVをエクスポートする機能がないため、ひと手間加えることになります。方法は大きく分けて3つあるので、ケースに応じて試してみてください。
目次
最も簡単!プラグインでエクスポートする
ボタン一つで指定のコンテンツをCSVでエクスポートできます。最も簡単で、Webに詳しくない管理者でも使える方法です。ここでは、人気のあるプラグインを紹介します。
WP CSV Exporter|日本語でわかりやすい
日本人の方が作ってくれたプラグイン。日本語なのでわかりやすいのと、機能も申し分ありません。
投稿も固定ページもエクスポートできる他、カスタムフィールド、カスタムタクソノミー、カテゴリー、タイトル、本文、公開済み、非公開など細かく条件を指定できます。また、記事件数や期間など指定範囲でのエクスポートも可能。
UTF-8かShift_JISで文字コードも指定できるため、文字化けも起こりにくいです。
ダウンロード:WP CSV Exporter
使い方:WordPressの記事をCSVでダウンロードできるWP CSV Exporterプラグインを作ってみた
Export to Text|シンプルで使いやすい
おそらく最もメジャーなプラグイン。利用者が多いので、使い方やエラー時のヒント等もブログで多数紹介されています。
使い方がシンプルでわかりやすく、投稿、固定ページ、エクスポート、カスタムフィールド、カテゴリー、タグ、ステータス(公開状態)など、基本的な項目は指定できます。
ダウンロード:Export to Text
使い方:Export to Textで WordPressを csv出力
その他のプラグイン
上記の2つで十分かと思いますが、バージョン違いや何かしらの不具合が起こった場合は以下のプラグインも試してみてください。ただし、情報が少ないので自己責任でお願いします。
参考:【ワードプレス】シンプルなCSVエクスポートプラグイン(カスタムフィールド対応版)
参考:WP CSV
phpMyAdminからCSVでエクスポートする
何かしらの理由でプラグインが使えない場合は、phpMyAdminでデーターベース(MySQL)にアクセスして、CSVでエクスポートすることができます。やり方は、以下のブログが参考になります。
参考:phpMyAdminでWordPressのブログ記事データをcsv出力してみよう(データベース操作)
デメリットは、使い慣れていない人は危険(誤ってデータ削除など)なのと、カスタムフィールドなどが、うまくエクスポートできないことがあります。
必ずバックアップをとってから行うようにしましょう。
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プラグインもphpMyAdminも上手くいかない場合
私が陥った事例です。WordPressのバージョンが古すぎてプラグインが使えず、phpMyAdminからも想定していたCSVがエクスポートできませんでした。
試行錯誤した結果、以下の方法でエクスポートしました。
(1)管理画面→ツール→エクスポートでxmlデータをエクスポート
(2)MAMPなど別の場所にWordPressをインストール
(3)1でエクスポートしたxmlを管理画面→ツール→インポートより、WordPressインポーターでインポート
(4)CSVをエクスポートできるプラグインをインストール
(5)エクスポート
この手順でうまくいきました。つまり、別に最新バージョンのWordPressを構築すればプラグインが使えます。そこに、xmlでもなんでもいいので、形だけ記事のデータを読み込み、エクスポートするということです。
まとめ
普通はプラグインでうまくいく場合がほとんどです。それでも無理なら他の方法を試してみてください。