ログインできない!WordPressのアカウントを忘れたときの対処方法
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WordPressのアカウントが分からなくなって困ったことはありませんか?
単純に忘れてしまったり、Web担当者なら誰が管理しているのか分からなくなったり、管理画面にログインしたくてもできない状況になることがあるでしょう。
そんな状況でも、ある一定の条件を満たせばなんとかログインできる可能性があります。
その対処方法をケースに応じてまとめました。
目次
ユーザー名:分かる パスワード:分からない
ユーザー名及びWordPressに登録しているメールアドレスが分かれば、容易にパスワードを知ることができます。
1.管理画面のログイン画面へアクセス
まずは、管理画面のログイン画面を開いてください。
ログイン画面のURLは、ドメイン、もしくはドメイン+WordPressをインストールしたディレクトリ名の末尾にwp-login.phpをつけるとアクセスできます。
例:http://example.com/wp-login.php
例:http://example.com/wp/wp-login.php
2.パスワードの再発行手続き
ログイン画面で「パスワードをお忘れですか?」をクリック。
ユーザー名、もしくはWordPressに登録しているメールアドレスを入力し「新しいパスワードを取得」をクリック。
パスワードを再発行するためのリンクがメールで届きます。
3.パスワードをリセット&再発行
「パスワードのリセット」というタイトルでメールが届きます。
メール内の「パスワードをリセットするには、以下へアクセスしてください。」のURLをクリックします。
上記のような画面が開きます。新しいパスワードを入力して、「パスワードのリセット」をクリック。
パスワードのリセット&再発行が完了します。実際にログインできるか確認してみてください。
登録しているメールアドレスやユーザー名が分からない場合は、次の項を参照してください。
ユーザー名:分からない パスワード:分かる
ユーザー名:分からない パスワード:分からない
この両者の場合は、データーベースの管理ツールである「phpMyAdmin」にログインすることで確認できます。
phpMyAdminは、たいていの場合、お使いのレンタルサーバーのコントロールパネルよりアクセスできます。ここではエックスサーバーの場合を例に説明します。
1.phpMyAdminへログイン
レンタルサーバーのサーバーパネルにアクセスします。
アカウントは、契約したときのサーバー情報を確認してみてください。
次にphpMyAdminへアクセスします。おそらく「データーベース」や「mysql」といったメニュー群の中にあります。
phpMyAdminへ入るアカウントは、WordPressをインストールした際に決めていると思います。分からなければヘルプを確認してください。
2.データーベースを選択
phpMyAdminへアクセスできたら左メニューよりデーターベースを選択します。
データーベースが複数あってどれか分からない場合は、Wordpressのルートディレクトリにある「wp-config.php」をテキストエディタなどで開き、「WordPressのためのデータベース名」を確認してください。
3.wp_usersでユーザー名とメールアドレスを確認
データーベースのテーブルの中からwp_usersを選択します。
表示されたテーブルで各種情報が見られます。
user_login→ユーザー名
user_email →メールアドレス
user_pass →パスワード(暗号化されているため正確なものは分かりません)
ユーザー名及びメールアドレスが分かれば、上記手順で説明したログイン画面よりパスワードのリセット&再発行を行ってください。
これでユーザー名とパスワードが分かるので、ログインができるようになります。
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phpMyAdminでもユーザー名やパスワードを編集可能
なお、データーベース上でもユーザー名やパスワードを編集することは可能です。
暗号化されたパスワードを変更する際は、関数を「MD5」にすることで可能になります。
しかし、データーベースは、大事なデーターが詰まっている箱です。触り慣れていないのなら、バックアップをとるなり、詳しい人に助言を求めるなり、慎重に作業してください。
アカウント情報を忘れないために
アカウントをブラウザに保存していたり、常時ログインした状態だと第三者でも容易にアクセスできてしまいます。
それを防ぐためには、面倒でも毎回打ち込むのが得策。毎回打ち込むことで、頭でも記憶できるようになりますね。
Web業務のように複数人で管理する場合は、引き継ぎができなと闇の中になってしまうので、管理ツールを使った方がいいでしょう。
まとめ
忘れてもなんとかなってしまうようでは、逆に困るんですが、ここで紹介したような方法もあります。
こうならないためにも、アカウント情報は適切に管理しておくことが望ましいですね。